1954-04-24 第19回国会 衆議院 本会議 第41号
(拍手) 第四に、吉田内閣の財政経済政策がことごとく無計画、無軌道であつて、経済破綻を不可避とするに至つた点であります。終戦以来、経済自立の声を聞くこと久しいのでありますが、今日依然としてこの送りおおかみに似た外国の援助を受けなければならぬということは、吉田内閣の政策の無計画性に原因するとはいえ、まことに心寒しき限りであります。
(拍手) 第四に、吉田内閣の財政経済政策がことごとく無計画、無軌道であつて、経済破綻を不可避とするに至つた点であります。終戦以来、経済自立の声を聞くこと久しいのでありますが、今日依然としてこの送りおおかみに似た外国の援助を受けなければならぬということは、吉田内閣の政策の無計画性に原因するとはいえ、まことに心寒しき限りであります。
従つてこの案についても、私まあ手ぬるいわけですが、いろいろな点からここに至つた点を了とするものでありますが、関連する諸問題を指摘いたしまして、併せて御考慮願いたいというのが私の質問の中心であります。
○参考人(石田昇君) 本月四日の本委員会におきまして、私の回答が明確を欠きましたために、本日更に呼び出しを受けまして、皆様に御迷惑をかけるに至つた点は深くお詫び申上げます。それと同時に、私は非常に国会には不慣れであつたのでありますが、割合率直に意見を述べることが前回できたのであります。この点につきましても、委員の皆様に対しまして厚くお礼を申し上げます。
成瀬委員は、修正案を含む原案は、再軍備復活と繋がりを持つこと、原案は、加算の打切りにより失格者を百四十万人も生じ、旧軍人の中にも不公平の存すること、一般多数の戦争犠牲者に対する救済の途が講ぜられずして旧軍人のみを対象にしたること等の理由により、修正案を含む原案に反対する旨、長島委員よりは、旧軍人に対する恩給法の改正は遅きに失しておる、政府は困難なる財政の下において多額の予算を旧軍人恩給に支出するに至つた点
企業金融の重要な担保制度である財団抵当の利用が近時急速に増加して参りましたが、御承知のように、この制度は明治三十八年の工場抵当法により初めて我が国に創設されたものでありまして、その後今日に至るまで制度的には見るべき改正が全く行われませんでしたため、今日においては利用上不都合、不便を感ずるに至つた点が少くないのであります。
企業金融の重要な担保制度である財団抵当の利用が近時急速に増加して参りましたが、御承知のように、この制度は、明治三十八年の工場抵当法により初めてわが国に創設されたものでありまして、その後今日に至るまで制度的には見るべき改正がまつたく行われませんでしたため、今日においては、利用上不都合、不便を感ずるに至つた点が少くないのであります。
元来この点は現行法の審議の際にも、委員会におきましては、農業関係の試験研究には特に土地の使用が必要な場合が多く、現行法の不備をすでに予告いたしまして、当時修正をも企図いたしたのでございますが、その目的を達せずに今日に至つた点であります。
著しく危殆に瀕しまして、通信料金の大幅の値上げを、皆さんに御審議を願つておるというような通信会計の中におきまして、特に逓信省がみずからの從事員を他の國民と差別して、自分のところで中等教育あるいは高等教育というものを授けて、他の中等学校、高等学校を卒業してきた者と同等の資格を與えるがごときことをするそれ自体が、理論的に言つて実は新憲法の國民平等の建前から言つてよくないことが、次第に強く指摘されるに至つた点
即ちこれは或る意味におきましては、保健所が衞生郡役所としての機能を持つに至つた点でありましてこれは非常に從來よりも変つた点でございます。固より保健所といたしましては指導ということが根幹でございまするからして、これらの権限を持つたためにお役所式にならないように十分に自戒いたしまして、これらの権限は止むことを得ざる場合において取締りの権限はこれを行使する。